当時の計算機は、ケータイとデザイン要素が極めて似ている。

2006/12/25 08:19

 





この当時の計算機を見ていると、
LEDディスプレイとテン・キーの組み合わせは、
ケータイとデザイン要素が極めて似ていて、色々とデザインの参考になる。

シンクレア・ソブリン
Sovereign Sinclair
Sovereign は、1976年に発売されたシンクレア社の最後のLED電卓である。
当時既に安価な液晶電卓が市場に出回っており、
Sovereign はこうした流れを押しとどめることも意図して発売された。
しかしこうした試みは続かず、
シンクレア社はその後より付加価値の高い
コンピュータの分野へ進出していく。

「シンクレア・ソブリン」は、スタイリッシュな金属製の筐体で、
ディスプレイにLEDを使用している。
当時では高品質の機器だ。
写真で見るとわかるように銀メッキで彫刻のあるバージョンは、
イギリス女王の即位25周年を祝うモデルだった。

他のモデルはクロム・メッキとブラックで、
金メッキバージョンもあったようだ。
当時はプラスティックの多用が普通になっていた時代だった。
その時代に、本物の金属製を使いたかった気持ちは理解出来る。
Black、Silver、Gold タイプはExecutive と同様、
MOMAのパーマネントコレクションにも選定されている。

これよりもう少し前には、
一桁一万円というのが計算機の値段だった時代がある。
しかも70年代には世界で60社以上が、
激烈な計算機のシェア争いをしていた。
もちろん、その勝者はCASIOだった。
そのカシオは、現在ケータイでも存在感のある
メーカーとして活躍している。

(参考資料)
発行元:トランスワールド・ジャパン株式会社
コレクタブル・テクノロジー

カテゴリ: 本・アート  > アート    フォルダ: ケータイ・デザイン

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コメント(2)

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2006/12/25 19:15

Commented by kutaro さん

計算機は必ず机に固定してあって、第2、3、4指(で、0だけ親指で打つ)で高速にタイプするものだという偏見を持っていましたけれども、この計算機はあきらかにそれとは違うコンセプトですね。

こういうキーボードが1976年に存在したことには、驚きを禁じ得ません。

 
 

2006/12/25 20:46

Commented by 坂井直樹 さん

kutaroさん、さすがインターフェイスの達人ですね。テンキーの元祖ですね。123が一番下になっていますが、、

 
 
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